【笹巻き】山形の名物ちまきの特徴と通販情報

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【笹巻き】山形の名物ちまきの特徴と通販情報 スイーツ

山形県のご当地グルメの中でも、ちょっと素朴で、でもどこか特別感のある和菓子といえば「笹巻き」ではないでしょうか?
もち米を笹の葉で包んで煮た、庄内地方に伝わる粽(ちまき)の一種で、主に端午の節句の季節になると登場する、昔ながらの郷土の味です。

そんな笹巻きですが、最近では楽天やAmazonなどの通販でも気軽に手に入るようになりました。

この記事では、山形の名物「笹巻き」の魅力や特徴、そして通販でのおすすめ情報まで、たっぷりとご紹介します!

山形名物「笹巻き」とは?

もち米を葉っぱに包んだ「ちまき」というと、他県にもありますよね。

しかし、実は山形の笹巻きには独特の形や製法、そして色合いがあるんです!
特に鶴岡市などで見られる“黄金色の笹巻き”は、灰汁(あく)で煮るという、ちょっと変わった製法から生まれた逸品。黄色い色やプルプルした食感と上品な風味は、年々注目度が増しています。

ここでは、山形名物の笹巻きを詳しく紹介していきますよー!

庄内地方に伝わる「ちまき」の一種

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「笹巻き」は、山形県の庄内地方を中心に伝わる、もち米を笹の葉で包んで煮たちまきの一種です。
他の地域のちまきと大きく違うのは、もち米を“粒のまま”使用すること。普通のちまきはうるち米を潰したり、餅粉を使って団子状にしたりするものが多いですが、笹巻きはもち米本来のつぶつぶ感を残したまま調理されます。

そのため、食感はモチモチ&ぷるんとした独特のものに仕上がります。
シンプルながらも、食べてみるとハマる人が多く、リピーター続出の郷土スイーツなんです。

端午の節句に供える理由とは?

山形の笹巻きは、端午の節句に欠かせない行事食の一つ。
こどもの日といえば柏餅が定番ですが、笹巻きも同じように「子どもの健やかな成長を願って」供えられる大切な風習の一部です。

実は、笹巻きには「人の霊を鎮める」という意味合いも込められていて、「病気にかからないように」という願いがあるのだとか。
昔の人の知恵と信仰が込められた、ただのおやつじゃない、想いの詰まったごちそうなんですね。

食べ方はいろいろ!きなこ砂糖や黒蜜でアレンジも

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笹巻きは、シンプルなもち米ベースのため、味付けは後からアレンジするのが基本。
一番スタンダードなのは「きなこ砂糖」をまぶして食べるスタイル。香ばしいきなこが笹巻きの素朴な味わいを引き立ててくれます。

地域によっては、塩を少し足したり、黒蜜と合わせて甘さをアップさせたりと、食べ方にもバリエーションがあります。
冷蔵庫で冷やしてから食べるのもまた美味しく、夏場にもぴったりですよ。

灰汁で煮る?鶴岡地方特有の黄金の笹巻き

灰汁で煮る?鶴岡地方特有の黄金の笹巻き

鶴岡市や庄内地域南部で作られている笹巻きの最大の特徴は、灰汁(あく)水で煮るという点です。
通常、もち米は水に浸して白く炊き上げますが、この地域では、ナラやブナなどの木を燃やしてできた木灰を使い、水に混ぜて煮詰めた「灰汁水」にもち米を浸して煮ます。

この灰汁の働きにより、もち米が美しい黄金色に変化するんです!
さらに、もち米がぷるんとしたゼリーのような食感に仕上がり、「まるでスイーツみたい」と女性を中心に人気が高まっています。

九州の灰汁巻きを思い出すよね! 
あれも大好き!

笹巻きの形にも地域性あり!三角・円すい・げんこつ型

【笹巻き】山形の名物ちまきの特徴と通販情報

笹巻きの魅力のひとつは、地域によって形が異なるというところ。
主流は「三角巻き」ですが、最上地方では円すい型、置賜地域ではげんこつ型の笹巻きが一般的です。

見た目の違いが楽しめるのも、笹巻き文化の奥深さ。いくつかの地域の笹巻きを取り寄せて、形や味を比べてみるのも面白いですよ。

笹巻きの包みと固定に使われる天然素材

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笹巻きの葉には、古くから防腐性や抗菌性があるとされ、保存食や携帯食の包装にも使われてきました。
そのため、冷蔵庫がなかった時代でも長持ちするごちそうとして重宝されていたんです。

また、笹を巻くときに固定するのは、イグサやスゲなどの天然素材の“つる”。
自然素材で丁寧に手作りされる笹巻きには、昔ながらの知恵とぬくもりが詰まっています。

通販で買える笹巻きおすすめ情報

最近では、山形に行かなくても、楽天やAmazonなどの通販サイトで笹巻きが購入できるようになりました。
スタンダードな白い笹巻きから、灰汁で煮て黄金色になった特別仕様まで、さまざまな商品がラインナップされています。

保存料、着色料は一切未使用の笹巻き

灰汁水で茹でた黄色の笹巻き

賞味期限も比較的長めで、冷凍保存可能な商品も多いので、気軽に注文できますよ。

山形の名物ちまき「笹巻き」Q&A

Q. 笹巻きはどの季節に食べるのが一般的?
A. 主に5月の端午の節句に食べられる行事食ですが、通販では通年取り扱っている店舗も多く、いつでも楽しめます。

Q. 笹の葉はそのまま食べられる?
A. 食べられません。食べるときは笹の葉をはがして、中のもち米を取り出してから、きなこや黒蜜をつけていただきます。

まとめ:山形名物のちまき「笹巻き」はおいしい!

山形の笹巻きは、地域の風土や文化が色濃く反映された、魅力たっぷりの郷土スイーツです。
黄金色に輝く灰汁煮タイプや、地域によって違う形、そして何よりもち米本来の風味とぷるぷるの食感がクセになること間違いなし!

今では通販でも簡単に取り寄せられるので、遠方に住んでいても気軽に味わえるのが嬉しいポイント。
端午の節句の時期はもちろん、季節を問わず、ぜひ一度“山形の味”をおうちで楽しんでみてくださいね。

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