普段仕事(ライター)のことについて書く時は、特徴のない文章を書くよう心がけています。
しかし今回は少々気分が高ぶっておりますので、抜けきらない空港の地上係員モードのまま書かせて頂きます。
つまり戦闘モード!
ウェブライターの仕事は割に合わない?!
前職(空港の地上係員)の時は、日々「割に合わない仕事だな」と思っておりました。
女性がほとんどの環境でいびりは当たり前の超体育会系。中学高校の部活なんて生ぬるいと思える超縦社会でした。
サービス残業毎日3時間~は平常運航、ひどいと真っ暗な早朝に出社し、外が真っ暗になってもまだ働いているという、とんでもない社畜生活を強いられていました。
だから、ウェブライターとして採用が決まった時に、「これから家の中で楽しく仕事できるんだ!」とニヤニヤしてしまったのは言うまでもありません。
ところがですよ。
ウェブライターも、相当割に合わない仕事でございます。
ここ重要ですよ!
赤マーカーで下線引いておいて!
「1記事=〇円」の仕事なので、1記事にどれだけ手間や時間がかかっても追加報酬はいただけません。
そして、記事作成中に報酬に見合わない要求を突きつけられることは日常茶飯事。
最近では「扱いがひどい!私は奴隷か・・・・?!」と思い始めてしまう始末。
どのように扱われるのか、私の実体験を基にお話ししましょう。
扱いがひどい!割に合わないウェブライターの仕事
では最近「私(ウェブライター)は奴隷か。」と思った幾つかの要求について紹介しましょう。
社長のミスが原因による修正依頼
うちの会社では、社長が構成案を作ります。
ウェブライターはその構成案に沿って記事を作るのですが、時々構成案自体にミスがあるのです。
最近私をイライラさせた社長のミスは、「チョイスミス」。
通販で取り寄せが可能なお肉をランキング式にして紹介する記事でした。
トータル15000文字以上の記事だったので、リサーチ含めると3日間かかりました。
執筆を終えた後、編集者から連絡が。
「すみません!社長からの連絡で、ランキングの8~10がチョイスミスだったことが判明しました。修正案を送りますので、至急修正お願いします!!」
・・・・・・・・怒
こういった場合、余分の報酬は支払われません。(一体なぜなのか)
今回のように、原因が明らかに社長である場合でもです。
ついでに、社長からは「お疲れ様!修正よろしくどうぞ!」というメッセージ1通で済まされます。
自分のミスには一切触れず「よろしくどうぞ」とは・・・。
腹立たしいメッセージですが、これさえ無いことも多々あります。
ヘタレな私は何も言えないまま、歯を食いしばりながらタダ働きをするのです・・・。
奴隷ですよね・・・。
社長の気まぐれによる追加の依頼
うちの社長は気まぐれでございます。
先月は、突然「通販グルメ情報記事に、男女の会話風の吹き出しを入れない?でも、適当な会話はダメだよ。購買意欲を搔き立てる内容じゃないと・・・」と言い出しました。
あらゆるサイトでよく見かけますよね、会話風の吹き出し。
吹き出し自体は悪い発想ではないのですが、内容を考えるのが面倒なのです。
例えば・・・
ねえねえ、知ってる?
ここのケーキって、原材料に〇〇を使ってるんだって!
わあ!とってもヘルシーなのね!
これなら家族全員で食べられるわね。
子供の日のお祝いにぴったり!
このような感じです。
こういった会話を、紹介する商品の数だけ考えなければなりません。
しかし、これといった特徴のない商品もあるわけでして・・・。
最近はこの吹き出しを考えるのがとにかく苦痛な私でございます。
社長の思い付きで追加作業を命ぜられた時の私はこんな感じ。
単価が安いので追加の作業は辛い。
その他、ランキングの表に新たな情報を加えるとか、アフィリエイトのリンクを増やすとか、アイキャッチ画像のデザインの変更とか、社長の思い付きで月ごとに仕事量が増えていっています。
「あれ?アフィリエイトリンクやアイキャッチ画像のデザインなどもウェブライターの仕事なの?」と思われた方もいるのではないでしょうか。
会社にもよりますが、うちの場合ワードプレス入稿までが仕事内容ですので、執筆以外にもやらなければいけない仕事がたくさんあるのです。(正直、「それって編集者の管轄じゃないの?」ってところまでやっています)
仕事量はどんどん増えているのに、単価は据え置きというのがね。
私含め、ウェブライター全員イエスマンの奴隷だー!
その他、ウェブライターに対するひどい扱いについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事も参考になるかと。
ひどい扱いを受けているのにウェブライターをやめないワケ
ウェブライター。
なかなかひどい扱いを受けているということをお分かりいただけたでしょうか。
ではなぜそんな割に合わない仕事をやめないのか。
私の場合は以下の通り。
・やっぱり文字を書くのが好きだから
・転職を考えられないぐらい疲弊しているから
・次の職場環境が今より良いとは限らないから
辞められない理由はこのようなものです。
正直毎日「辞めたいなー」と思っていますが、やめられないんですよね。
あんた、Mか。(一人ツッコミ)
まとめ!ウェブライターの扱いはひどく割に合わない
今回は、ウェブライターとしての苦悩について紹介いたしました。
途中、元空港の地上係員のキャラ設定(?)を忘れ、普通モードで書いてましたね汗
ウェブライターの仕事は、空港と変わらず大変でございます。
しかしながら、自分が執筆した記事がメディアに掲載され、多くの方に読んでいただけるというのは大変喜ばしいことでもあります。(この苦悩ブログを読んでくださっているあなたにも、ありがとう!)
なんだかんだ、書くことが好きなんでしょうね。
もし今の会社を辞めたとしても、書く仕事は続けていきたいなと思います。
まずは今の状況をどげんかせんといかん。
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